健康を維持していくためには、善玉菌の一種である乳酸菌を摂取することが大切です。しかし、乳酸菌というのはさまざまな菌の総称で、多くの種類があります。乳酸菌を摂取することで腸に良い作用を及ぼすわけですが、大腸だけに届く乳酸菌、小腸だけに届く乳酸菌というのもあるため、やみくもに摂取するのでは腸全体の環境を整えることができません。どれか一種類のみの乳酸菌を大量継続的に摂取するのではなく、いろいろな種類の乳酸菌を摂取する必要があります。
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今日では腸内環境を整えるのには必須だと多くの人に認識されている乳酸菌ですが、その中でも大変注目を集めているものがいくつかあります。「EC-12」という乳酸菌もその一つです。EC-12乳酸菌には大きく分けて3つの特徴があります。
EC-12乳酸菌3つの特徴
ヒト由来の乳酸菌
「乳酸菌を健康に活かすにはヨーグルトやチーズなど乳製品を摂り入れないといけない」
という考え方をする人がたくさんいますが、EC-12はヒト由来の乳酸菌です。人間の腸の中に腸球菌と呼ばれて存在しているのです。そのため、私達の身体との相性も他のものよりは良いと言われています。
EC-12は既に死んでる乳酸菌
CMでよく「生きた乳酸菌」という言葉を聞くことはとても多いのではないでしょうか。
そういったこともあって多くの人達は生きている乳酸菌こそとても効果のある乳酸菌だと思っています。
しかし、実はそんなことはありません。
確かに、かつては生きたままの乳酸菌を摂取することがとても重要で、生きている乳酸菌でないと良い効果が出ないと専門家の間でもいわれていました。
しかし、今日ではたとえ殺菌されてしまった乳酸菌であっても菌が持っている効果が失われることは無いのだということが研究の結果分かってきたのです。
しかも、EC-12乳酸菌のように殺菌されている方がメリットがあることも多いという事実が判明してきています。
例えば、耐熱性にとても優れていたり、濃縮させることができるために品質が安定していたりといったメリットです。
通常の乳酸菌は酸に弱く、生きた乳酸菌を摂取したとしてもほとんどが胃酸などで死滅します。しかし、EC-12乳酸菌の場合はそもそも殺菌処理されている乳酸菌ですからそういったことがありません。しかも生きた乳酸菌とは比べ物にならないくらいの大量の菌を摂取することが可能なので免疫力をしっかりと活性化させることも可能になってくるわけです。
とっても小さい!
死菌であるということと関連しているのですが、EC-12は他の乳酸菌と比較するととても小さな大きさです。どのぐらいかというと1gあたり5兆個という途方も無い小ささなのです。これも生きた菌では到底不可能なことで、殺菌処理しているからこそできることです。僅かな摂取量で十分な効果を発揮してくれます。
こうしたメリットに着目し、最近ではEC-12を配合したサプリメントが多く販売されています。
これを活用すれば、効率的に腸内環境を整えることが期待できます。
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EC-12は、殺菌されていることで耐熱性に優れ、品質が安定しています。便通を整える効果、免疫力を高める効果を持っていることが特徴です。
乳酸菌は酸に弱いため、多くの乳酸菌は胃液で死滅してしまいます。腸に届く時点では、ほとんどが生きた乳酸菌ではなくなっているのです。生きたままの乳酸菌を摂取することも大切なのですが、死んでしまった乳酸菌は生きたままの乳酸菌とは異なる働きをするので、両方のタイプの乳酸菌を摂取することが望ましいと言われています。
死んだ乳酸菌は善玉菌のエサとなり、善玉菌が腸内で増殖するのを助けています。結果として、悪玉菌の減少につながるのです。こうしたことから、乳酸菌EC-12を摂取することで便秘の症状改善が期待できると言われています。こうしたEC-12の効能自体は、他の乳酸菌と大きく異なっているわけではありません。主に、整腸作用と免疫力増強作用の2つです。しかし、摂取してから腸に届くまでの間に、胃酸などの影響を受けにくいため、摂取した分がきちんと腸まで届くというメリットがあります。
EC-12を効率的に摂取するには、サプリメントを活用することが大切です。少量を摂取するだけで効果が出やすいので、大量に摂取するのは避けて、適切な量のEC-12を継続的に摂取していくことが求められます。
EC-12を配合したサプリメントではノムダスが有名ですね。
単に乳酸菌を配合しているだけではなく、生きた乳酸菌であるBB536とともにEC-12を配合しているところが特徴的です。さらにエクオール(黒大豆)や水溶性食物繊維(菊芋とオオバコ)までしっかりと配慮されているサプリメントです。
公式サイトによると、便秘などに悩む方が多く買われているようです。