先日の『駆け込みドクター!』では、「他人には言えない尿トラブル」について特集していました。
尿漏れ、頻尿、膀胱炎などなど、オシッコを取り巻くトラブルは年齢を重ねるごとに多くなっていくようです。番組ではそれらの事例や改善方法などを食事、運動などの観点から紹介、さらに、日本の最新トイレ事情も紹介していました。
まずは尿トラブルに関するクイズがいくつか出題されました。
睡眠不足を引き起こす夜間頻尿。夕方○○をすると予防効果が期待できる
答え
足湯。山梨県立大学などの研究によると、夕方10分間の足湯で夜中に起きる回数が減少したそうです。夜間頻尿は足のむくみが原因になっていることもあり、昼間、足にたまっている余分な水分が、寝ている間に血管内に流れ込み、尿となって排出されることが夜間頻尿を引き起こすひとつのメカニズムなのだそうです。
ちなみに、内科の森田豊医師によると、就寝中に1度でもトイレに起きると夜間頻尿だと言われ、夜間頻尿は心不全や睡眠時無呼吸症候群などと密接な関係があるそうです。
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■「おなかに力を入れたら尿が漏れた」「夜中にまた、トイレに起きてしまった」
尿漏れを放っておくと引きこもりがちに。さらに夜間頻尿を伴うと、死亡率が上がるというデータも!
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おしっこを我慢して一気に放出すると○○することがある。
答え
失神。おしっこを我慢すると、交感神経の働きが活発化して血圧が上昇し、その状態でおしっこを一気に放出すると、今度は血圧が急激に下がるのだそうです。そうすると、脳への血液が足りなくなり、意識を失う(排尿失神)のだそうです。トイレで倒れたくないですね!おしっこを我慢してはいけないことがわかります。
循環器科の池谷敏郎医師によると、おしっこを我慢すると、血圧が50-60も上がるとのこと。なので、普段から血圧が高い人がおしっこを我慢すると、脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めるのだそうです。怖いです。
尿のトラブルの種類と原因
番組では一般の方の尿トラブルを聞き出そうと、街頭インタビューをしていました。番組では顔を隠しての放送でしたが、みなさんいろいろな尿に関するトラブルで悩んでおられるようでした。
〇急にもよおす
〇熟睡できない
〇間に合わず漏れてしまう
〇大笑いで漏れる
尿トラブルを抱える人は多く、近い、我慢できない、漏れてしまうなど、悩みのタイプもさまざまだとわかります。
森田医師は「おしっこが近い=頻尿」であるとし、男性と女性とでその原因がかなり違うと指摘しました。また、前述のとおり、頻尿は放置すると大変なことになるとも言います。
頻尿の原因 女性編 麻木久仁子さんの場合
1日に8回以上おしっこに行くのが頻尿だそうですが、出演者である麻木久仁子さんの回数は、1日に9-10回。行ってもちょっとしか出ないのに、またすぐ行きたくなるとのことです。
就寝中の密着ビデオでも、7時間の睡眠中に2度トイレに起きていました。このビデオを受け、マイシティクリニック泌尿器科の平澤精一医師は、
『就寝中は全くトイレに行かないのが正常で、2度というのは病的な要素がある』
とコメントします。
アメリカ泌尿器科学会では、夜間2回トイレに行く人は死亡率が1.6倍になると報告されているそうです。この報告、実は日本での研究結果を基にしたものであり、アメリカ人ではなく日本人の話です。単に加齢による頻尿というだけではなく、心疾患、睡眠時無呼吸症候群、糖尿病、腎疾患などなどその背景にあるものはたくさん指摘されているようです。
ちなみに麻木さんの場合ですが、寝る直前にアルコールを飲む習慣があるとのこと。いわゆる寝酒ですね。これを受けて消化器内科の大竹真一郎医師は、
『アルコールの利尿作用で尿が増え、特にワインはチラミンという成分が交感神経を活発にし、尿トラブルを悪化させる』
と指摘しました。お酒の水分が即排出されているのではなく、尿を調節する「抗利尿ホルモン」(おしっこをでにくくするホルモン)の働きをアルコールが抑え、それでおしっこが出やすくなるというのです。
尿トラブルを悪化させるチラミンですが、ワインと一緒によく食べられるチーズにも含まれており、実は夜間頻尿というよりは頭痛の元凶としても有名です。このチラミン、血管を収縮させる作用があり、チラミンを摂取することで血管が収縮し、その後チラミンの効果が薄れた際に収縮した血管が膨張(というより元に戻る)、その際に頭痛が発生するのだそうです。
麻木さんが検査を受けた結果、平澤医師により「心因性頻尿」と診断されました。これは緊張や不安、ストレスなどの心理的なものからくる頻尿で、トイレを意識しただけで尿意につながり、日常生活に支障が出ることもあるのだそうです。
『バス旅行や会議前など、思うようにトイレに行けない状況のときほど症状が強くなる』
と、平澤医師は解説します。ひどい人は、水の音を聞いただけでトイレに行きたくなるというから、大変です。
この「心因性頻尿」は、基本的にはカウンセリングで治すとのこと。体に異常がないことがわかるとそれだけで症状が消えることがほとんどなのだそうです。
心因性頻尿の治療の基本はカウンセリングということですが、いろいろと情報を当たってみると、ストレスを抑える薬や膀胱が過度に過敏にならないようにする薬などを処方される場合もあるようです。
また、内科・皮膚科の友利新医師によると、食品では夜間頻尿に1日60gの山芋が効果的なのだそうです。マグネシウムが多く含まれていて、胃腸や腎臓、そして尿道括約筋を含む筋肉の収縮を整える働きがあるのだそうです。
山芋は日本固有の食品で、頻尿には火を通した方が良いと言う意見もあるようです。また、他の食材では銀杏なども頻尿の改善にはよく出てくる食材です。マグネシウムが豊富に含まれており、筋肉を強くする働きがあるのだそうです。あとはくるみも夜間の頻尿には良いとされています。
女性に多いトラブル、尿漏れ
40代以上の女性のなんと4割もが尿漏れに悩むそうです。男性に比べ尿道が短いので、ちょっとしたはずみで尿漏れしやすいと、番組では説明しています。
駆け込みドクター!より
女性の尿漏れ(正式には尿失禁)には2つのタイプがあるそうです。
くしゃみやせきなど、おなかに力を入れたときに漏れるタイプ。膀胱を支える「骨盤底筋」の加齢によるゆるみが原因で、骨盤の筋肉を鍛えることで予防できるそうです。
駆け込みドクター!より
膀胱が収縮することで尿漏れや頻尿を引き起こす症状で、原因はわかっていないとのことです。
駆け込みドクター!より
番組では、一人で悩みを抱えず、思い切って専門医に相談しようと呼びかけていました。
友利医師は、骨盤底筋も筋肉なので、年齢とともにゆるむとし、腹圧性尿失禁を持っている人の9割が出産経験者であるとしながら、
『フランスでは出産後に骨盤底筋を鍛える指導もしており、ケアする施設を利用する費用は100%保険が適用される』
という情報を披露していました。フランスは進んでいますね。
また、骨盤底筋を鍛える方法「骨盤底筋スクワット」も伝授していました。
骨盤底筋スクワット
このとき、お尻を突き出すようにするのがポイント。駆け込みドクター!より
この一連の動き3回を1セットとし、1日に3セット行うと、骨盤底筋が鍛えられる、すなわち尿漏れの改善が期待できるとのことです。骨盤底筋の場所がわからなくても、このスクワットだと無意識に鍛えられるのでおすすめだと友利医師は言います。
[sc:アドセンスレスポンシブ ]女性に多い膀胱炎
膀胱炎は、20-30代の女性がかかりやすく、頻尿や残尿感、血尿、排尿後の痛みが主な症状だそうです。
街頭で一般の女性に、膀胱炎の経験についてインタビューしていましたが、「2回なった」、「我慢しすぎたのが原因だと思う」、「学生時代、我慢していてなった」という声が聞かれました。
おしっこを我慢すると膀胱炎になりやすいというイメージが定着しているようですが、平澤医師は
「ほとんどの場合、細菌によって起こる細菌性膀胱炎」
だと解説します。女性は尿道が短く膀胱と肛門が近いため、便に混ざった菌が膀胱に入り込みやすく、感染しやすいのです。菌が長時間膀胱にとどまると、繁殖して膀胱炎になるそうです。
おしっこは、膀胱に入ってきた菌を洗い流します。しかし、おしっこをしないと膀胱内で菌が繁殖しやすいので、おしっこを我慢するのはリスクが高いということです。
出演者の安田美紗子さんは、トイレを我慢しがちで、収録時など長いときは10時間ぐらい我慢することもあるそうですです。1度膀胱炎で救急病院に行った経験もあると語る安田さん。それに対し森田医師は、我慢はよくないとし、
『膀胱に細菌がある状態でおしっこを我慢すると、その細菌が尿感を通じて腎臓に入り、腎盂腎炎になる』
と指摘しました。膀胱炎がさらにひどい病気につながるというのです。
腎盂腎炎とは、腎臓でおしっこがたまる場所である「腎盂」で細菌が繁殖し、炎症を起こすもの。
駆け込みドクター!より
その症状には背中や腰の痛み、寒気、高熱があり、重症化すると細菌が血流に乗ってさらに全身に広がり、命に関わることもあるそうです!
ちなみに、昔は江戸時代くらいまで、女性の死因のトップは「尿路感染症」だったと言われています。膀胱炎も尿路感染症のひとつであり、膀胱炎⇒腎盂腎炎というパターンで命を落とした女性も多かったようです。
大竹医師は、
『腎臓の菌が血管を通して全身にばらまかれると、敗血症になり、発熱や低血圧、脈拍数の増加や意識障害が起こることもある。特に高齢者は膀胱炎や腎盂腎炎の症状が出にくいので、敗血症で意識がもうろうとした状態ではじめて救急車で運ばれてくる』
と解説します。
1度でも膀胱炎になった人は、膀胱に菌が何年にもわたって少量でも残っていることもあるので、おしっこを我慢したり疲れて免疫力が落ちるとまた膀胱炎になり、さらには腎盂腎炎になるとのこと。とにかくおしっこを我慢してはだめということです。
具体的にどのように調べるのか、番組で触れられていなかったので、調べてみました。こちらのサイト(http://iguchi-jinhinyouki.jp/boukouen.html)によると、膀胱炎自体の検査は2種類の尿検査で行うようですが、「膀胱炎の症状がないときに受診されても、菌の検査はできません」と明記されています。
一方、こちらのサイト(http://www.h-drs.com/?cn=101063)では、「治療後に再び尿検査をして菌が消えたかどうか確認を。」とあります。尿検査で細菌の有無を調べるようです。
複数のサイトを見て感じたのは、番組では過去に膀胱炎になった人は、膀胱内の細菌の有無を「必ず」調べようと言っているのに、実際の医療機関では、症状のない人に対しては検査をやっていないのではないかということでした。検査したい人は、受診前に検査について相談してみたほうがいいかも知れません。
男性の尿トラブル 西岡徳馬さんの場合
この度泌尿器科検診を受ける俳優の西岡徳馬さんは、69歳。まずは膀胱に尿を溜めた状態で前立腺エコー検査です。前立腺は膀胱の下の男性にだけあるくるみ大の小さな臓器で、男性の頻尿の主な原因になっているそうです。
駆け込みドクター!より
そして最新のトイレ検査では尿の勢いや量を測定し、検査は終了です。
検査の結果、西岡さんの前立腺は肥大していることがわかりました。
駆け込みドクター!より
色で囲ってある数字が一般的な大きさの目安で、西岡さんの前立腺は数値が大きいことがわかります。くるみ大であるはずの前立腺が、たまご大にまでなっているのです。
前立腺肥大になると、尿道が圧迫されるため尿が出づらくなり、また膀胱も刺激されるのでトイレに行きたくなるということです。
尿の勢いと時間も、20代男性と比べると半分ほどです。尿が出にくくなっていることが言えます。
駆け込みドクター!より
前立腺肥大と加齢の関係ですが、前立腺肥大の人の割合を年齢別にしたのが次の表です。加齢とともに前立腺肥大が増えることがわかります。原因はわかっていないものの、ホルモンバランスの変化と考えられているそうです。
駆け込みドクター!より
この西岡さんの検査結果について森田医師は「年相応」としつつ、西岡さんの前立腺肥大は「過活動膀胱」であると指摘しました。
過活動膀胱とは、膀胱に尿がたまっていないのにトイレに行きたくなる状態で、男性では前立腺肥大が主な原因だそうです。前立腺が尿道を圧迫しておしっこが出にくくなると、無理に尿を出すと膀胱への負担になります。この負担が過活動膀胱を引き起こします。
さらに大竹医師は、おしっこが近いのは前立腺がんのサインかも知れないと警告します。前立腺肥大と前立腺がんは症状が似ているため、勘違いしやすいというのです。前立腺がんは増加傾向にあり、男性のがん患者数では胃や肺を抜いて1位とのことです。
男性の尿トラブル バイきんぐの場合
小峠さんは1日4回入浴するほどの入浴好き。朝の入浴が終わった7時からビールを飲みながら、1時間に4回トイレに行きました。
相方の西村さんのほうは、料理好きで、ビール片手にお手製イタリアンを食べますが、大量の塩を使っていることと早食いが気になります。消費したビールは2Lでした。トイレには行かなくて平気だそうです。
この二人も泌尿器科の検査をしましたが、ビールを飲むこと意外はパターンが全く違う二人に、全く同じ病気「慢性前立腺炎」が見つかったというのです。
慢性前立腺炎は、前立腺に炎症が起こるもので、症状には頻尿や残尿感、排尿後の尿漏れがあります。放置すると痛みにつながることもあるそうです。池谷医師は、西村さんについて、腎臓の病気の可能性もあると指摘します。尿の回数の極端な少なさや、尿のあとしつこい泡が残るのは、腎臓のトラブルのサインだとのことです。尿の泡が3分経っても消えない場合は、専門医の診断を仰ぐよう呼びかけていました。
1滴の尿でがんを早期発見する最新研究
九州大学理学研究院の広津崇亮助教授は、
『がん細胞は特有のにおいを出していて、尿の中にがん細胞のにおいが溶け込んでいるので、そのにおいを線虫に判別させる検査を開発している』
というのです。線虫1匹の大きさは1mmぐらいの小ささとのこと。においを判別する能力があるとは驚きですね!
駆け込みドクター!より
線虫は嗅覚が優れ、においを感じ取る受容体の数は人間の3倍、そして犬の1.5倍なのだそうです。
本当にがんのにおいをかぎ分けられるのか?シャーレの左側に尿を置いて、線虫の動きを観察した映像です。
駆け込みドクター!より
がんではない人の尿の場合、線虫は尿から遠ざかる方向に移動したことがわかります。
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がん患者の尿の場合、線虫が尿の方向に集まっています。
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この、線虫、なんと95.8%という高確率でガンを発見したそうです。早期発見が難しいとされるすい臓がんも判別が可能、さらにステージ0というごく初期のがんも判別可能ということで、今後の医療分野への応用拡大が期待されるところです。
胃がん、食道がん、結腸・直腸がん、すい臓がん、肺がん、乳がん、胆管癌、前立腺がん、盲腸がん、消化管間質腫瘍
飼育も簡単なため検査費用は数百円で済むとのことです。画期的ながん検査ですね!2019年の実用化が目指されています。
がん細胞には独特の”匂い”があるのではという話は以前からあり、それが本格的に注目されたのは1989年のことだと言われています。皮膚にできた悪性腫瘍に飼い犬が敏感に反応し、飼い主が手おくれにならずにすんだというものです。以後、犬の嗅覚を利用した試みが行われており、日本では日本医科大学のがん探知犬マリーンが有名です。独特の訓練を受けたマリーンがガンを判別できるか、尿をつかった検査を幾度となく行ったところマリーンはすべて判別したそうです。成功率はなんと100%。進行したガンもごく早期のがんも、がんのようでがんでないものもすべて正確に反応したそうです。
ただ、マリーンのような犬をガン検知に活用する場合、訓練が必須になりますし、能力差も出てくるでしょう。コストも含めて考慮すると、線虫の方が期待は大きいといえそうです。
男性でも座ってするほうがよい
ところで、おしっこは座ってするという西岡さん。他の男性出演者も衛生のために座ってするという意見が多くでました。立ってすると尿ハネの量がすごいことになっていたという調査の結果も報告されました。
駆け込みドクター!より
ほとんどが直径2ミリ以下の霧状のため、肉眼では見過ごされがちとのことです。尿ハネはトイレのにおいの大きな原因。男性も座ってしたほうがいいと平澤医師も同意していました。
『男性は尿道が長く曲がりくねっているので、尿道に尿が残ってしまう。立ったまま下着やズボンで圧迫した状態で排尿すると、尿が出きらないで、終わったと思ったあとににじみ出てくる』
というのが、座ってしたほうがいい理由だそうです。にじみ出てくることを「尿滴下」と言うそうです。尿ハネと並び、尿滴下も確かに不衛生ですね。
尿ハネについては以前、『ためしてガッテン』でも放送されていました。アメリカで専門的に研究している人がいるということで、その人たちにも取材していましたが、結論として、便器もしくは水面まで12センチ以内であれば尿ハネは抑えられるそうです。しかし、家庭用の洋式トイレで12センチ以内でというのは要するに座ってしましょうということです。ためしてガッテンに登場したアメリカの人たちも男性でも座ってすることを推奨していました。
最新トイレ事情がすごい!
次は東京五反田の「日本アシスト」という会社。手を自由に使えない人、足腰が上がらない人が全国に600万人もいるということに着目し、お尻を拭いてくれて汚物処理もする機械を作ったそうです。介護で苦労することのトップが「排泄」という調査もあります。
駆け込みドクター!より
開発されたのがこちら、「ロボット便座β」です。
駆け込みドクター!より
使い方ですが、手元のボタンを押すと、自動でお尻を拭いてくれるそうです。
駆け込みドクター!より
来年、50万円で発売予定だそうです。
最後はタニタが開発した、世界初の携帯型電子尿糖計です。
駆け込みドクター!より
外食したときや旅行先でも尿糖管理のできる商品だそうです。
使い方も簡単で、採った尿にこの尿糖計を挿して回すだけなんだそうです。
駆け込みドクター!より
尿糖は数値で判定されます。
50~100未満⇒少し尿糖が検出された<医師に相談>
100以上⇒たくさん検出された<医師に相談>
この電子尿糖計を使うことにより、食事の見直しなど、生活習慣の改善に役立つことが期待されています。
タニタのオンラインショップで購入できます。
まとめ
尿トラブルといっても、さまざまなものがあり、また男女でも差があることがわかりました。とにかく、おしっこを我慢することで血圧が上がったり、膀胱炎、ひいては腎盂腎炎になるなど、どれだけ体に悪いかよくわかる内容でした。男性は前立腺に関連するトラブルが多いのが特徴です。女性の尿漏れは筋肉を鍛えることで改善できるので、気になる方は試してみられるとよいと思います。たかだか頻尿でも大きな病気のサインかも知れないので、専門医にかかりたいものです。