28日の主なニュースは、45歳のカナダ国籍の男性がエボラウイルス陰性だったというものが多かったです。
陰性なので問題ないのですがまだごく初期なので今後症状が出るかもしれないことや、他の感染症にかかっている可能性もあるので今後3日程度病院に入院するそうです。
他では今回の件で政府の対応や病院の対応がどうだったかということに言及するニュースも見られましたが、現状で大きな問題はないようです。
海外ではアメリカのスペンサー医師のニュースがめっきり減って、オーストラリアが西アフリカからの入国を対象にビザの発給を停止すると発表したことが報じられていました。
やはり、専門家はいずれ入ってくるものという前提で対策を練っておくべきという意見が多いですね。どのニュースでも専門家は同様のことを言います。
エボラウイルスは潜伏期間が最大で21日間と長いうえにその期間中はウイルスの血中濃度が低いため検査してもなかなか発見できません。そのために潜伏期間中に入国されると防ぎようがないというわけです。
もっとも、潜伏期間では感染はないということなので、やはり入国後に症状が出た場合を想定した対策が求められるということなのでしょう。
しっかりと国民に知らせるとともに、国民側の意識も必要です。
LIVE2014 ニュースJAPAN&すぽると!
リベリアの状況
・エボラウイルスを媒介するサルの肉を食べる男性
『エボラなんて関係ない』
・路上で2日間放置された遺体を回収する当局者
『リベリアではエボラで死ぬなんて作り話だと思っている』
(リベリア大使館)
リベリアに2か月間滞在したジャーナリスト
・午後3時半ごろ羽田空港に到着
・検疫所で西アフリカでの滞在を申告
⇒発熱を確認(37.8度)
⇒防護服着用し新宿の国立国際医療研究センター隔離病室へ
・血液採取
⇒午後7時半ごろ各社が報道
⇒午後8時過ぎ政府が公表
⇒航空便や乗客数は公表なし
⇒午後10時半ごろ血液検査
⇒5時半ごろ陰性と判明
対応はどうだったか?
・患者への対応は?
⇒専門家は適切
・政府の対応は?
⇒搭乗便の公開をしてない
⇒航空会社が公表
⇒同じ便に乗った人に注意喚起すべき
オーストラリア
・西アフリカからの渡航者へのビザの発給停止
NEWS ZERO
40代男性が感染疑い
・男性の足跡
・男性の血液は国立感染症研究所村山庁舎
・今回の検査の担当者の話
⇒エボラウイルスの有無とあった場合は量を検査
⇒同様の検査はたびたび行われている
『実は年間数回程度行われている』
・現状は男性の熱は下がっているがまだ病院にとどまる
⇒今後症状が出る可能性もあるため
厚労省が対策推進本部設置
・対策をさらに強化
NEWS23
40代男性が感染疑い
・カナダ国籍の男性(45歳)
・現状、熱が下がっている
⇒念のため3日間程度病院で観察
・男性が滞在していたリベリアでは約6割が死亡
⇒2705人
⇒感染者数最多
・全日空278便に搭乗(190人搭乗)
⇒国は公表せず
⇒今後の対応はさらに関係部署が検討
オーストラリアではビザ発給停止
日本政府
・第一回関係閣僚会議開催
専門家の話
・検疫だけでは不十分
⇒水際対策プラス入った後の対策が重要