エボラ出血熱 テレビ報道11月1日分まとめ

今日も目立ったニュースはなく、外国の動向を伝えるニュースがメインでした。アメリカでは強制隔離措置の是非について注目が集まっていますが、『症状なければ強制隔離は不当』という趣旨の裁判所判断が出ました。オバマ大統領もWHOも国連もアメリカの一部の州が行っている強制隔離措置には疑問の声を上げており、今後は強制隔離措置が撤廃もしくは緩和される方向に動いていくかもしれません。

NHKニュース

カナダが新規ビザ発行一時停止措置
・流行3か国からの入国希望者が対象
 ⇒リベリア、シエラレオネ、ギニアに3か月以内に滞在した外国人
  ⇒ビザなし入国ができる人は対象外
   ⇒カナダ人の医療従事者は対象外
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カナダ アンブローズ保健相の話
『カナダ国民を守ることが最優先事項でそのための措置。』

一部地域で感染が弱まる(国連ナバロ調整官)
・資金や物資が必要量の半分程度集まっている
 ⇒医療活動強化につながっている
  ⇒各国の支援が成果を上げている
・来月初めまでに患者の70%隔離へ

NHKニュース7

リベリアで新たな治療施設完成
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・ジョンソンサーリーフ リベリア大統領の話
『多くの医療従事者のおかげでエボラを克服できる。』

アメリカでは8つの州が独自の隔離策を導入
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【隔離策導入州】
ニューヨーク州、メリーランド州、メーン州、イリノイ州、ニュージャージー州、バージニア州、ジョージア州、カリフォルニア州
・支援の気持ちを萎縮させるのではという指摘
 ⇒国連担当者は措置の撤回を求める
  『現地へ医療従事者を動員する努力を台無しにしたくない。』

アメリカ人看護師ヒコックスさんの件
・シエラレオネで医療支援
・帰国後ニュージャージー州政府の方針で強制隔離
 ⇒検査でウイルス検出されず
  ⇒メーン州の自宅へ帰宅
   ⇒メーン州政府が自宅からの外出自粛要請を出す
    ⇒反発し外出
     『科学的根拠なく不当』
     ⇒州政府が裁判所へ訴える
      ⇒裁判所が却下
       『症状なければ外出制限は不合理』
・ヒコックスさんの話
 『とても満足している。』
・メーン州知事の話
 『とても残念だが裁判所の決定に従う。』


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