女優の小雪さんが「中居正広のミになる図書館」に出演し、日本酒風呂を実践している話をされていました。
芸能界でも藤原紀香さんや長澤まさみさんが実践しているそうで、日本酒風呂で美肌や冷え性対策の効果を狙ってとのことです。
やり方は簡単で、お風呂に入浴する前に湯船に日本酒を一合入れるだけです。
番組では、
・短時間で体が温まる
・仕事先ですごく冷えたときに足湯だけでも良い
・日本酒はどれでもいい
といった話が紹介されていました。
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効果を得るための2つのコツ
しかし専門家の話によると、日本酒風呂の効果を最大限得るにはちょっとしたコツがあるようです。
入浴時間は10分~15分
小雪さんは湯船につかるのは5分くらいという話だったのですが、実は5分程度ではそれほど保温効果がえられないそうです。
番組に登場していた大学教授の話によると、実は、日本酒風呂と水道水風呂(ふつうのお風呂)の保温効果について調べた実験があり、その結果を見てみると、日本酒風呂の保温効果が高くなるのは入浴後10分経過してからということでした。
入浴してから5分程度でもまったく効果がないわけではないのですが、5分時点ではその差は僅差でした。しっかりと効果を得たいのであれば10分~15分は入浴するようにするのがベストだそうです。
シャワーで流さない
お酒入りのお風呂に入ったわけですからお風呂からあがるときにシャワーで洗い流したくもなりそうですが、これはやってはいけないそうです。
なぜなら、保温効果はアルコールに含まれている糖質が肌の表面に付着することで発揮されるものだからです。
仮に洗い流してしまうと熱がどんどん放出されるようで、先生は「シャワーしてしまうと逆効果になる」という話をされていました。
使うアルコールはどれでも良い
番組では日本酒風呂ということでしたが、実はアルコールであれば何でも良いのだそうです。ワイン風呂、ウイスキー風呂、焼酎風呂、いろいろ試せそうです。ただし、効果を上げようとアルコール度数のきついものを入れすぎてしまうとこれまたアルコール成分によって熱放出が多くなってしまい、かえって冷えにつながるそうです。
なんでも良いとはいえ、日本酒1合程度にしておくのがよさそうです。
ちなみに日本酒風呂用の日本酒も市販されているそうなので気になる方は試してみてはいかがでしょうか。