人食いバクテリアの予防と対策~あさイチより

人食いバクテリアの被害が急速に拡大しており、テレビで報道されることも多くなってきました。
あさイチでその人食いバクテリアの症状や対策、予防法について特集されていましたので、まとめておきます。

 

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人食いバクテリアとは?

この恐ろしい症状を引き起こす犯人が人食いバクテリア、正式名称を
溶血性レンサ球菌
といいます。いわゆる溶連菌です。

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あさイチより

溶連菌は珍しい菌ではありません。

私たちの生活の中でどこにでもいる菌で、子育てを経験された方なら一度や二度くらいはお医者さんから聞いたことがあるのではないでしょうか?

あさイチでも、“子供を中心に感染しやすく、トビヒや扁桃腺の原因になるなじみの深い菌”というような紹介をしていました。

この聞きなれている溶連菌がなぜ人食いバクテリアと呼ばれるほどの恐ろしい症状を引き起こすのか、その発症メカニズムはまだ詳しくわかってないそうですが、専門家の推測するところによると、

『本来なら入ることのない血液や臓器などに菌が入って増殖すると重症化するのでは?』

ということでした。

主な原因菌の「A群溶血性レンサ球菌」は特別な細菌ではなく、へんとう炎やとびひ、皮膚炎などを起こすが、通常は抗菌薬で治療できる。症状がないまま喉などに保菌している子どももいる。
だが、傷口などから細菌が体に入ると、重症化する場合がある。

毎日新聞より

明確なのは感染すると急速に壊死が広がり、場合によっては1日~2日で死に至ることもあるという恐ろしい感染症であるということです。正式には『劇症型溶血性レンサ球菌感染症』といいます。

 

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症状

あさイチでは、過去にこの人食いバクテリアに侵され生還した30代の女性を取材し、その症状を紹介していました。
趣味がアウトドアで、病気など滅多にしたことがないというこの女性が人食いバクテリアの被害にあったのは4年前のことだそうです。

症状
1.早朝に寒気がして目覚める
  ⇒38度の熱
  ⇒風邪かなという印象

2.15分程度経つと足首や鼠蹊部が絞られるような痛み
  全体的に腫れたような痛みもある
  ⇒身体に血の気が感じられない
  ⇒立ち上がろうとしても全然立ち上がれない
   ⇒そのまま崩れ落ちる

3.救急車で搬送するも容体は悪化
  血圧が69-22mmHgにまで低下

4.翌朝には肺にも異常が認められるようになる

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あさイチより

全体的に白くなっている
※水が溜まり呼吸困難に陥る危険な状態

5.だんだん息が荒くなっていく
  『ひゅー』という感じで肺がけいれんしているような苦しさ

6.出るものは全部血便、血尿

この女性は、

『階段を転げ落ちるようにどんどん悪くなっていき、命に関わるようで怖かった。』

と、その時の思いを語っておられました。

幸い、この女性は薬の投与が早かったので一命を取り留めましたが、1日遅かったら命は危なかったそうです。

また、あさイチが取材した医師も、同じような症状を紹介されていました。

『最初直径2cm程度の湿疹だったものが2~3時間後、あっという間に腹部全体に広がる。』

『朝、足の甲が腫れたと言って診察し、昼過ぎに様子を見に行ったらひざ上まで紫になっている。症状が短時間でどんどん進み、その進行の速さは他では見られない。』

このように、とにかく進行が速いため、致死率は3割にもなります。
しかも、この人食いバクテリアの感染者はここ数年で急増しており、番組放送時点で291人が感染しているとのことでした。ちなみにこれは昨年一年間の感染者数をすでに上回っているのだそうです。

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あさイチより

医師によると、原因菌である溶連菌があちこちにいる以上、全ての年齢の人がかかりうるそうですが、実際にかかっているのは30代以降の人が多いそうです。

ちなみに、2012年~2014年の間で、溶連菌にかかった人は約700人で、そのうち10歳以下は20人以下だったそうです。このことから大人が要注意といえますが、子供であっても油断はできません。

 

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重症化を防ぐためには?

この感染症はとにかく進行が速いため、重症化を防ぐには一にも二にも素早い対応が重要です。腫れているなと思ってから数時間もすればその腫れは大きく広がっていますから本人であれば異常な進行速度に気づくはずです。

特徴的な症状
腫れが数時間のうちにみるみる広がる
傷みがある
発熱
ふるえ・悪寒

重症化を防ぐ唯一の方法は

症状を感じたらすぐに医療機関にかかる

ということです。進行するのを放置するとやがては多臓器不全を引き起こしてしまいます。一刻も早く病院にかかるようにしましょう。

あさイチによると、病院は

〇感染症科がある病院
〇集中治療室のある病院

が最適だそうです。

処置が早ければ、抗生剤がよく効くそうですから、まさにスピードこそ命だといえるでしょう。

 

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予防法

発症のメカニズムがはっきりしていない以上、完全な予防法というものは存在しません。しかし、血中に溶連菌が入り込むことが一つのきっかけになっているらしいということですから予防法としてはそのあたりに対処することが重要になってきます。

予防法その1
傷口を露出させない
やはり基本はこれになります。血液中に溶連菌が入り込むとしたら切り傷などの傷口しかありませんから絆創膏などでしっかりガードしておくことが重要なのだそうです。
また、靴下を履いていても、足に傷があったり水虫になっていたりすればそこから菌が入り込むこともあるのでやはりここでも絆創膏が重要な役割を果たすことになります。

予防法その2
手洗い、うがい
感染症ですから手洗いやうがいといったことも基本的な対策としておろそかにはできないそうです。

 

以上、人食いバクテリアについてあさイチの情報を元にまとめましたが、とにかく怪しい症状が出始めたらすぐに病院に行くことが重要です。ちょっと様子を見てなどと言ってるうちに取り返しのつかないことになりかねませんから、もしかしたらと感じたらすぐに病院に行くようにしてください。

 


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