番組:別冊主治医が見つかる診療所 健康スイッチ
いびきは良いことはない。悪いことばかり。
いびきの原因は大きく分けると二つ。
<原因その1>
睡眠時無呼吸症候群は最悪。
⇒肥満や加齢が原因
⇒昼の居眠りにつながり危険
<原因その2>
鼻の喉にトラブル
⇒蓄膿症、アドノイド、扁桃腺肥大など
いびきの止め方、予防法・注意点
武田淳也医師(スポーツ・栄養クリニック代官山理事長)【整形外科】
息が止まるようないびきを長時間かいている場合は起こした方が良い。放置していると息が止まっていることで血圧があがり、別のトラブルを引き起こす可能性がある。起こすことで心臓など身体にかかる負担を減らすことができる。
いびきの予防法
秋津壽男医師(秋津医院院長)【内科】
枕の高さを調節する
無意識のうちに枕の下に手を入れたりしている場合は枕が低すぎるということ。
⇒枕の高さを上げる
逆に、睡眠中に枕をどけてしまう場合は枕が高すぎるということ。
⇒枕の高さを下げる
喉がまっすぐになるような高さを心掛ける。
丁宗鐡(ていむねてつ)医師(日本薬科大学学長)【漢方】
枕の高さを合せるために、箱枕を利用する。
江戸時代によく使われていたもので、ちょんまげを保護するための枕だったが、あの枕は頭ではなく首に当てるもので、首に当てることで喉頭が伸び、気道が広く確保される。肥満の人やアデノイドの人にもおすすめ。