身体のゆがみを治しダイエットにもつながる歩き方~『林修の今でしょ!講座』より

よく、
『健康のためには一日一万歩は歩きましょう。』
と言われます。

厚労省のデータによると、多くの人は一日7000歩から8000歩くらいは歩いているそうですから、そこからさらに2000歩程度は上乗せが必要な数値です。歩くことが健康に良いというのは今や多くの人が知っている常識ですから“より多く歩くこと”に異論がある人は少ないかもしれません。しかし、ただ歩くにしても、歩き方が結構重要なのだそうです。

そのあたりのことについて、『林修の今でしょ!講座』で特集されていました。歩くということは身体のずれやゆがみをリセットする事につながるそうです。

 

スポンサーリンク

 

日常生活の中で生じる身体のズレ

普段買い物で重い荷物を持っているときや、家でソファーに寝転んでテレビを見ているとき、あるいはベッドでスマホをしている時。身体のズレや歪みはこんないつもの動作で蓄積してしまうそうです。

良くない姿勢で生じてしまったずれやゆがみは、腰痛や肩こりを引き起こすだけでなく、内臓の不調にもつながる“万病の元”ともいえるもので注意しなければなりません。しかし、このずれやゆがみは正しく歩くことで元通りにリセットできるそうなのです。

 

スポンサーリンク

 

注目される筋膜の働き

全身には約600の筋肉があり、歩くときにはその半分の約300の筋肉が動くといいます。歩くことが非常に効率のいい全身運動といわれるゆえんです。そして実は筋肉以上に重要な筋膜という部分を動かすことが大事になるのだそうです。

筋膜(きんまく)とは筋肉や内臓(例えば腎臓や副腎を一緒に包むゲロタ筋膜(Gerota’s fascia;ジェロタ筋膜;ゲロータ筋膜;腎筋膜)があるが、)を包む膜である。

ウィキペディアより

この筋膜の働きを理解し、動かすことこそがずれやゆがみのリセットにつながるのだそうです。

悪い姿勢では筋膜がねじれてずれやゆがみになり、筋膜は硬くなってしまうのだそうです。そして、筋膜が硬くなると肩こりや腰痛の再発に影響しているケースが多いということでした。筋膜は一つの筋肉だけではなく全身を包むように膜が繋がっているため悪い姿勢が長時間続くと硬くなってしまうのです。

近年、研究が進み、この筋膜について注目が集まっているそうです。

 

スポンサーリンク

 

あまりよくない歩き方

私たちの多くが間違った歩き方をしてしまい、体のずれやゆがみがリセットできずそれどころか助長してしまうケースが多いそうです。
やってしまいがちな歩き方のNG例はどんなことでしょうか。

注意が必要なことはふたつです。

小股歩きをしてしまう

小股歩きでは腿の前の筋肉、お尻の筋肉(臀部)が使えないため筋膜がほぐれず、ゆがみをリセットできません。

20151117062230

林修の今でしょ!講座より

下半身には約60パーセントくらいの筋肉が集中しているため小股歩きでは筋膜がうまく使えないのだそうです。運動ができなければ筋膜がほぐれず代謝も下がって脂肪が燃えにくい体になってしまいます。

では実際に歩幅が狭いと消費できるカロリーはどのくらい変わるのでしょうか。
科学的に検証してみた結果、小股歩きとそうでない歩き方で消費できるカロリーはだいたいクッキー1枚分くらい違っていました。たった1枚のクッキーだと思うかもしれませんがこれが毎日の積み重ねで1年でなんと脂肪1キロにもなるのです。
そう聞くとぞっとしますよね。歩き方が違うだけで脂肪がついてしまうんですから。

厚労省の『健康日本21』によれば、私達は平均で1日7000歩~8000歩程度歩くとされています。

20151117064223

厚労省『健康日本21』より

時間にすればおよそ1時間ほど。
しかも毎日欠かさずやっている運動なのです。歩くということを賢く利用したいものです。

さてそれではどれぐらいの大股で歩けばいいのか。その目安が肝心ですよね。
競歩のような大股でなくてもよく、いつもより自分の足ひとつぶん踏み出すこと。それぐらいの大股でいいのだそうです。足一つ大きめの大股で歩けば下半身の筋肉をうまく使い、代謝を上げて筋膜のゆがみをリセットすことができるのです。

ポケットに手を入れて歩く

そしてついやってしまいがちな歩き方のNG例ふたつめがポケットに手を入れて歩くこと。
ポケットに手を入れて前かがみになって歩くと、内臓付近の筋膜の動きが悪くなり、胃もたれや便秘に繋がる危険性があるそうです。つまり、お腹の筋膜が動かないため、体のひねりがなくなり、固まった状態のままになってしまうわけです。

筋膜にはひねりの動きがとても重要で、ひねることで腸の蠕動運動、胃の消化活動を補助しているのですが、筋膜が動かなければ内臓も運動できず胃腸の活動も悪くなってしまうんですね。
前かがみになることは肩こりも引き起こしますのでせっかく歩くのに体にとってはマイナスですね。
寒くなっても手袋をして、手を振って大股で闊歩するように歩きましょう。そうすることで筋膜をほぐし、からだのねじれを直せるのですから。さらに脂肪を燃焼してくれるのならうれしいですね。

 

スポンサーリンク

 

ウォーキングでダイエット効果を高めるポイントは時間帯

竹井医師はウォーキングと炭水化物制限で11キロものダイエットに成功したそうですが、竹井医師いわく、『最大のポイントは時間帯』ということです。

早朝や昼時、そして夜半にウォーキングやジョギングをする方はよく見かけますが、何時頃に歩くのかでダイエット効果がかなり違ってくるのだそうです。

そして、歩くのに最も効果的な時間帯が夕方の夕食前なのだとか。

夕方がウォーキングダイエットに向いている理由は二つあります。

1.夕方は人間の体温が高い。
人間の体温というものは夕方に最も高くなります。

24時間単位で体温リズムがあり、1日のうちで早朝が最も低く、次第に上がって夕方が最も高くなり、夜にかけて徐々に低くなります。

マイナビウーマンより

子育ての経験がある方なら夕方に子供の体温が高くなるということを経験上知っているのではないでしょうか?大人も同じということです。
この体温が高い時間帯というのは、筋肉が動きやすいということでもあります。動きやすいときに動くのが一番効率が良いというわけです。

2.夕食前
夕食前に歩くと、我々の身体は体内にあるグリコーゲンを分解して糖を作り出します。

20151117095108

林修の今でしょ!講座より

糖を分解しますから、血糖値が上がります。血糖値が上がると、空腹感が薄れてくるんですね。

食事をすると、血液が食事中に含まれる糖分を吸収して脳に運び込みます。そのとき、血液中の糖分の割合=血糖値が上がり、満腹中枢を刺激して「満腹ですよ」という信号を出します。
同時に、食欲が抑えられます。

マイナビニュースより

つまり、何も食事をしてないにもかかわらず、運動することで血糖値が上がって満腹中枢が刺激される、ということのようです。確かに、運動後は食欲が抑えられているケースが多いのではないでしょうか?
要するに、夕食前のウォーキングは夕食での食べ過ぎを防いでくれるというわけです。

夕食前に運動と考えると身構えてしまいますが、夕飯のお買い物で少し遠いスーパーまで歩く会社帰りに一駅前に降りて歩くといった簡単なことでOKです。

 

スポンサーリンク

 

歩く前には筋膜をほぐすことが重要

竹井医師いわく、

『筋膜というボディスーツをほぐしてから歩くとより効果が上がる』

ということでした。

筋膜をほぐすというのは、いわゆるウォーミングアップともいえるものです。

筋膜ほぐし

まずは天井に手を付けるイメージで30秒天井に手を伸ばす

20151117100521

林修の今でしょ!講座より

つづいて身体を後ろ側にひねって30秒

20151117100642

林修の今でしょ!講座より

さらに椅子の背もたれにひねる感じで30秒

20151117100737

林修の今でしょ!講座より

これを左右行えば合計3分ウォ-キング効果をアップする筋膜ほぐしが行えます。

体に蓄積したずれやゆがみをもとに戻す筋膜ほぐしは医学的にもダイエット効果をもたらす正しい歩き方といえるものです。ちょっとした心がけ次第で1年、2年という単位では大きな違いになってきますから注意したいところですね。

 


スポンサーリンク

コメントは受け付けていません。