番組名:Rの法則
ゲスト:肥満予防研究の第一人者 田中茂穂氏(国立健康・栄養研究所)
一日のうちで消費カロリーが多い行動ベスト10
第10位
歯磨き 5kcal/3分
5キロカロリーはイチゴ1.5個分に相当
第9位
階段をのぼる 7kcal/1分
イチゴ2個分に相当
第8位
トイレできばる 8kcal/5分
第7位
コンビニに歩いて買い物 10kcal/5分
10kcalはポテチ1枚分に相当
第6位
皿洗い 15kcal/10分
15kcalはキャンディ1個分に相当
第5位
お風呂で湯船につかる 18kcal/15分
トマトジュースコップに半分くらいに相当
第4位
ペットと遊ぶ 20kcal/10分
プリン一口分に相当
第3位
シャワーを浴びる~タオルで拭く 25kcal/15分
第2位
長電話をする 38kcal/30分
第1位
昼寝をする 50kcal/1時間
カロリー消費のテクニック
『暑い部屋で寝るよりも寒い部屋で寝た方がカロリーは消費される。』
⇒体温維持にカロリーが必要。
『通学時間がカロリー消費絶好のチャンス』
〇駅までは歩くべし(自転車よりカロリー消費大)
⇒お尻に力を入れて引き締める
⇒がに股内股はNG
⇒足先をまっすぐにそろえて歩くことでインナーマッスルが鍛えられる
⇒歩幅はいつもの1.5倍
⇒かかとから地面に着地し蹴るように歩く
〇電車の中では立っても座ってもカロリー消費は大差なし
⇒ほんの少しだけ立ってる方が消費は多い
⇒つま先立ちであればインナーマッスルが鍛えられて良い
⇒左右のかかとをくっつけるとより効果的
〇階段は一段ずつのぼる(一段飛ばしなどしない)
⇒ゆっくりのぼると良い
〇トイレに行くときは上層階のトイレを利用する
〇教科書などを毎日持って帰る
⇒3kg分持って通学すると1分あたり0.6kcal余分に消費する
『休み休み走る』
⇒休んでもカロリーは消費し続けていて、休まない場合と消費量は大差ない
⇒休まないよりも休み休みの方が長く運動できる
⇒休み休み走った方が多くのカロリーが消費できる
『日常生活の中でチョコチョコ動く』
⇒ちりも積もれば山となる
カロリー消費が多い部活ランキング
※体重50kgの女子が10分間試合した場合の消費カロリー比較
第1位 陸上(長距離) 140kcal
第2位 柔道 113kcal
第3位 剣道 98kcal
第4位 水泳(クロール)96kcal
第5位 サッカー 90kcal
第6位 テニス 70kcal
第6位 バスケットボール 70kcal
第6位 バレーボール 70kcal
第9位 ソフトボール 44kcal
第10位 卓球 35kcal
カロリー消費のポイント
太ももなどの大きな筋肉を長時間動かす。腕などの筋肉は筋肉量が少ないため、長時間動かしても意外なほどカロリーは消費しない。例えば、ぞうきんがけよりも縄跳び、縄跳びよりもしこ踏みの方がカロリー消費量は多い。
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というわけで番組のまとめでした。
人間には基礎代謝というものがあります。結構有名ですよね。
基礎代謝っていうのは、呼吸してることや心臓がバクバク動いていること、体温が適切に維持されるための身体のさまざまな働きなど、生活しているだけ、生きているだけで行われるカロリー消費のことを差します。
例えば、番組によると、女子高生の場合は一日の標準的な基礎代謝は1270kcalなんだそうです。
ここに、通学だとか運動だとかバイトだとかの活動消費が加わって、一日の消費カロリーが決まってきます。番組ではその活動消費は約980kcalとなってました。
つまり、基礎代謝と合わせると2250kcal、これくらいを平均的な女子高生ならカロリー消費しているってことです。
番組では
『要するに食べなければ痩せるんでしょ?』
といったトークもありましたが、これは極論ですね。
必要な栄養素が入ってこなくなると、体には様々なトラブルが出てきてしまいます。拒食症も怖いですね。
というわけで、理想は、きちんと食べてきちんとカロリー消費することだって言ってました。
カロリー消費をするなら、
小さな筋肉ではなく大きな筋肉を動かす。つまり、上半身ではなく下半身を使った運動が効果的です。
次にまとめて一気にやろうとするのではなく、休み休みでよいので細かく長時間動く。運動している最中であれば、多少休んでもカロリーは消費し続けているんです。一気にやろうとすると長続きしませんよね?
あと、ちょっと知識が必要ですがインナーマッスルを鍛えるってのもありましたね。これは太ももだけでなく腹筋や背筋なども含まれます。太い筋肉ばかりですね。