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善玉菌とは
簡単に言うと名前の通り、良い働きをしてくれる細菌のことを言います。
腸の中をきれいにして、外部の有害な細菌から腸を守る働きをしています。
つまり、免疫力や抵抗力を高めてくれるので、本当に良いことばかりの細菌なのです。
腸の中の細菌の環境を学校のクラスに例えると、「善玉菌」は成績優秀で運動もできて顔もかっこよくて… とにかく優等生なのです。
もちろんしっかり腸の中で働いてくれるわけですから、私たちの健康には欠かせない菌ということになります。
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悪玉菌とは
「悪玉菌」と聞いてすぐ想像つく方もいると思いますが、これは名前の通り悪い働きをしてしまう細菌のことを言います。
悪玉菌は、簡単に言うと善玉菌と真逆の働きをする細菌のことを言います。
善玉菌を襲ったり、腸内を腐らせたり… そのため、免疫力や抵抗力も弱めてしまうのです。周りに迷惑をかけてしまう乱暴者ともいえますが、悪い働きばかりでもないので、すべてをなくすというわけにもいかない厄介者なのです。
代表的な善玉菌と悪玉菌
【善玉菌】・・・乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌、酵母菌、麹菌 など
【悪玉菌】・・・大腸菌、ピロリ菌、ウェルシュ菌 など
腸内には様々な細菌が存在していますが、こうして名称をながめてみると、聞いたことある名前も多いのではないでしょうか?
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善玉菌を増やす方法
〈方法1〉善玉菌を活性化させる
ちょっと話が飛躍しますが、善玉菌は自分の体の中にいるペットだと思ってください。
その善玉菌というペットはエサをあげることにより育てて行くことができるのです。
善玉菌にエサをあげる事で腸内が活性化し善玉菌が増殖していくということです。
ここでいう善玉菌の「エサ」とは食物繊維、オリゴ糖、グルコン酸の事を指します。
◇善玉菌のエサの摂取の仕方
善玉菌にとって有効的な「エサ」はそれぞれ、食物から経口摂取することが必須です。
・食物繊維:豆類や海藻類 など
・オリゴ糖:牛乳やバナナ、たまねぎ、てん菜 など
・グルコン酸:ハチミツ など
〈方法2〉悪玉菌をなくさない
実は悪玉菌は腸内から全くなくなっても困ってしまう菌なんです。
その理由は、悪玉菌である「ウェルシュ菌」は肉類などのたんぱく質の分解に必要な菌なのです。
逆に考えると悪玉菌がいないと、食べ物から栄養素を吸収できなくなってしまうことになります。
「表裏一体」と言う言葉がありますが、腸内環境を良好にするためには善玉菌と悪玉菌のバランスを保つことが必要不可欠ということです。
〈方法3〉善玉菌を摂取するタイミング
善玉菌に腸の中で有効的に働いてもらうには、善玉菌を摂取するタイミングが重要です。
大事なのは、善玉菌、つまり乳酸菌やビフィズス菌を生きたまま腸に運ぶということです。
一般的に、乳酸菌やビフィズス菌は胃酸や胆汁酸に弱いため、空腹時の胃の酸性が強い状態で牛乳やヨーグルトから摂取しようとしても、善玉菌やビフィズス菌は死滅してしまい、生きたまま腸に届けることができません。
このような場合、「食後」に摂取することが効果的と言われています。
胃の中に食物があることで胃酸の強さが緩和されるため、食後に摂取することで死滅する善玉菌を少なくすることが可能になるのです。
まとめ
善玉菌を増やすには、善玉菌を活性化させることと摂取するタイミングが大事です。
また、善玉菌の敵である悪玉菌を全くなくしてはいけません。
記事を参考にして、ペットである善玉菌を育ててあげてください♪